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3年前~術前治療②仕事のこと

治療中のことはノートにメモを残しているけど、リアルタイムではないので順を追ってではなくテーマごとにまとめてみたいと思います。

今回は仕事のこと。
仕事はフルタイムの事務職。(以前は外回りもしたけど)
気付けばもう26年も勤めている。
3~4年ごとに転勤がある職場で、病気になった当時は今までで一番通勤時間が長かった。
(1時間半くらい)
でも、病気休暇が取れるし、辞めることは考えなかった。
子供が病気で入院した時は精神的にもキツくて本気で辞めようかと思ったけど、それを何とか乗り切って続けてきた仕事だもの、ここで辞めるわけにはいかない。
病気が判明した時点では全然自覚症状はなくて元気だったしね。

上司と相談して、通院日と手術後しばらくは病気休暇を取るということで話をしていた。
術前は3週間に1回のECということで。
でも、術前治療がウイークリータキソールになり、いきなり週1回の通院治療が始まることになって、上司からは「治療期間全部休んだら」と言われた。
長期休暇を取った方が代わりの人に来てもらえて職場にも迷惑をかけないで済むかなぁ、それに通勤大変だし家でゆっくりするのもいいかなぁ…なんて、ちょっと心が動いた。
休んじゃおうかな…そのためには診断書を早く書いてもらわなくちゃ、と主治医のK先生に電話した。

でも、K先生に、
「まあ初めからそんなに構えなくても…
仕事をしながら治療している人はたくさんいますよ。
家にいても、あまりいいことはないですよ。」
と言われた。

そうよね。
とりあえずやってみて、しんどかったら休めばいいか…
ということで、仕事をしながらの治療が始まった。

やってみると、何てことはない!
週一日休んで点滴を受けに行くだけで、病気前と変わらない生活。
脱毛等の副作用はあったけどね。
仕事も、ボランティア活動も、太鼓の練習、発表会も普通に続けることができた。
こうして、週末は色々忙しく予定をこなし(遊びまわり?)、月曜日に点滴を受けながら爆睡して元気回復して火曜日から仕事に行く、という生活のリズムができたのでした♪

仕事をしながらの治療を勧めてくださったK先生に感謝!
病気休暇を取っていたら、週末遊びに行くわけにいかないもんね~
…ってそういう問題か?!
病気中心の生活にならなかったのはよかったと思います。
by smappe02 | 2007-08-09 23:47 | 乳がん

娘の悪性リンパ腫の治療が終わって5年、今度は私が紡錘細胞癌という特殊型の乳がんに… 色んなことがあるけれど、あっけらかんと能天気に生きています。 たくさんの素敵な出会いに感謝!!


by smappe02