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乳がん啓発活動について

もうすぐ乳がん月間。
今年も盛りだくさんのピンクリボン運動が展開されそうですね。
街頭でティッシュを配って、一人でも乳がん検診を受けてくれれば、自己検診をしてくれれば、と思います。
でも、シンポジウムに参加するのは、ほとんどが乳がん経験者。
本当に聞いて欲しい乳がん予備軍の方たちに、どうすればメッセージが届くのだろうと思います。

先日、ショックなことを聞きました。
近所に住んでいる方が、乳がんになったというのですが、しこりに気がついて最初に行ったのが近くの総合病院の産婦人科で、そこでいきなりしこりを切除され、検査の結果乳がんと診断されたというのです。
そこから公立病院の外科を紹介されて手術を受けたとのことですが、そこも専門医がいない病院なのです。

医療に地域格差があるのは問題だと思っていたけど、同じ地域に住んでいても情報が浸透していないと適切な治療を受けられないのだということを改めて知らされて愕然としました。
おっぱいの病気は産婦人科でなく、外科、又は乳腺外科へ、ということが意外と知られていないんですね。
先日テレビドラマで、産婦人科医が乳がんの診断をして、治療方針まで決めてたしなぁ。
あんなのを見ると、ますます乳がん=産婦人科と思ってしまうよね。

何とかより多くの人に乳がんの正しい知識を持って欲しいと思って、思い出したのが本で読んだ九州がんセンター乳腺科チームの乳がん出前講座です。
「マンモグラフィってなに?」という本で、乳腺科の先生が学校で保護者を対象に乳がんの啓発活動を行っているというのを読んで、漠然とそういう活動ができるといいなぁと思っていたけど、今回のことで具体的に何かできないものかと思い、相談会で顧問医の先生に相談してみました。
先生への個人的お願いなので、相談会の中では回答していただけませんでしたが、終わってからお話して、協力していただけるというお返事をいただけました。
くじ引きで来年高校のPTA役員に当たっているから、提案してみようかと思います。
でも、高校ってそういう行事、あるのかな?
小学校や中学校の役員の方にも声をかけてみたいと思います。
by smappe02 | 2006-09-18 23:35 | 乳がん

娘の悪性リンパ腫の治療が終わって5年、今度は私が紡錘細胞癌という特殊型の乳がんに… 色んなことがあるけれど、あっけらかんと能天気に生きています。 たくさんの素敵な出会いに感謝!!


by smappe02